横井篤文氏(岡山大学副学長)が林原の「SDGsアドバイザー」に就任

  • サステナ

株式会社 林 原

このたび、NAGASEグループの株式会社林原(本社:岡山市北区下石井 代表取締役社長:安場直樹)は、SDGs達成に向けた経営を推進するため、横井篤文氏を「SDGsアドバイザー」として起用することにいたしました。

横井氏は、現在、国立大学法人 岡山大学の副学長(特命<海外戦略>担当)として、「岡山から世界に、新たな価値を創造し続けるSDGs推進研究大学」としてのシナリオプランニングやブランディング、そしてグローバル・エンゲージメント(国連・国際機関や海外大学との連携強化によるステークホルダー・エンゲージメント)を中核とした「SDGs大学経営」に係る事業構想を牽引されています。その活動成果を含めて、岡山大学は日本政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞(2017年)を受賞されました。また、横井氏は、2019年5月に「持続可能な開発のための研究と教育」に関するユネスコ(国際連合教育科学文化機関)・チェアホルダーに就任、2020年6月には地球憲章国際審議会委員の世界の一人に選出されており、SDGs達成に向けた具体的な取組みの活動と発信を「グローカル」に行っています。

当社では、本年度より、サステナビリティ活動方針及び4つのマテリアリティを設定し、SDGs達成に向けた経営をスタートいたしました。その一環として、8月19日には、岡山大学とのSDGs産学パートナーシップに関する協定書を締結し、グローバル社会の課題解決に向けたシナリオ策定及び新規技術創出に向けた活動を開始しております。今後、「地域から世界へ」SDGsに係る高い知見と強い発信力を持つ横井氏のアドバイスのもと、SDGs経営の実践と新たな価値づくりの双方を加速させてまいります。

(左)横井 篤文(岡山大学 副学長)(右)安場 直樹(林原 代表取締役社長) ※撮影時のみマスクを外しました

横井 篤文(よこい あつふみ)氏の略歴:
国立大学法人 岡山大学 副学長(特命<海外戦略>) 日本、米国、オランダ、南アフリカに在住し、建築・都市計画・持続可能な開発を学ぶ。大手建設会社勤務、欧州留学、在外研究、社会イノベーションと国際教育に関する財団設立等を経て2015年岡山大学上級グローバル・アドミニストレーターに着任。2017年副理事(国際担当)、2018年副学長(海外戦略担当)を経て2019年より現職。2018年皇太子同妃両殿下御成婚記念「国際青年交流会議」(内閣府主催)でSDGsに関する基調講演、皇太子同妃両殿下行啓ディスカッションのファシリテーターを務める。その他、ユネスコチェアホルダー、地球憲章国際審議会委員をはじめ、世界経済フォーラムで発足宣言された世界190ヶ国以上のユースが集う次世代リーダー・グローバルサミット「One Young World」日本委員・理事などの国際的な要職も務める。オランダ政府公認都市計画家資格(Stedenbouwkundige)取得、一級建築士。

コメント:
ポストコロナの未来構想において、デジタルトランスフォーメーション(DX)のみならず、地方の持つバリューや、利益と倫理を両立する日本独自の「商人道」などが再注目されています。こうした「不易流行」を重んじ、あらためて日本が醸成してきたバリューを深化発展させ、循環型経済社会を踏まえた「幸せファースト」な日本の未来と地球社会を「地域から」共創していけるのではないでしょうか。この意味において、株式会社林原は創業137年目を迎える長寿企業であり、本業を通じて「地域から世界へ」新たな価値の創造とSDGsに取り組む地域のモデル企業として高い潜在能力があります。林原の皆様をはじめ、多くのステークホルダーと共に「ありたい未来」へ前進していきたいと思います。


◆本プレスリリースに関するお問い合わせ先

株式会社 林原 広報室 担当:小林 TEL:086-224-4315

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